大西淳一(ソムリエ)

お客様の目的をすぐに読み取り、そのお手伝いをさせていただきたい

愛称〈ジュンさん〉

簡単な自己紹介をお願いします。

大西淳一、6月1日生まれでJune 1 です!50歳になっちゃいました。今は、恵比寿店でソムリエとして接客をしています。

ありがとうございます!ジュンさんって呼びますね。
ジュンさんはマザーレストランツ創業からのメンバーですが、KNOCKにジョインした一番の理由はなんですか?

ヨコちゃん(横山社長)の人柄に惚れたからです。ヨコちゃんとは、お互いに別々のお店で働いている時から知り合いでした。
2011年に彼が独立することを聞き、仲間に入れて欲しいと申し出ました。

それでは、KNOCKが出来てから現在至るまではどういった働き方をされていましたか?

8年前のKNOCK立ち上げ時は、1号店である六本木本店で接客をして、お店を盛り上げていました。
その後、六本木本店の店長として働き、2014年に東京ミッドタウン店がオープン。2015年には、3店舗目をオープンする話が出ていました。
そのタイミングで、現在の六本木本店の店長である田代くんに、店長としてのバトンを渡しました。

3店舗目の恵比寿店が無事にオープンしてからは、全店でサービスをしていました。
2018年8月からは、恵比寿店を盛り上げるために、恵比寿店に集中して、ソムリエとして接客をしています。今後は全店舗のサービスのサポートをしていこうと思っています。

ソムリエとして、店舗でどのような仕事をしていますか?

KNOCKのブランドのワインのメニューを管理し、ワインの販売・仕入れをしています。

KNOCKのワインリストはジュンさんが中心になって作っているのですね。ワインのために、現地に行ったりしますか?

2019年6月1日~2019年6月9日の期間に、KNOCKで販売するワインを探すため、イタリアへ行きました。
実際に現地を訪れてワイナリーを巡ると、ワインの教科書に載っていない多くの事柄が学べます。

毎日、長距離の移動と会食続きでハードな旅ではありますが、自分にとってプラスになることがとても多く、やりがいのある旅でした。
これからは海外からのお客様がたくさんお見えになるので、日本のワイナリーもスタッフと一緒に訪問したいです。
これまで山梨・長野には訪問していますが、岡山や大分に行きたいです。ワインを扱うならば、畑を見てもらうことが大事だと思っています。

ジュンさんは元々ソムリエではなく、KNOCKに入社後、資格取得されたとお聞きしました。どうしてソムリエになろうと思ったのですか?

サービスとして30年のキャリアはありましたが、基礎の基礎を知らずして、お客様にワインを勧めるのは失礼だと、自分に必要な資格だと、強く感じたからです。

ソムリエの資格は役に立っていますか?KNOCKの中でその資格をどういう風に役立てていきたいですか?

とても役に立っています。
ワインの市場は、流行りを含め目まぐるしく変わっていきます。自分でどんどん学んでいかないと、置いていかれてしまいます。

KNOCKの中で役立てるために、まずスタッフが勉強をする機会を増やそうと思いました。僕が講師として、社内で定期的にワインの勉強会を企画しています。勉強会の対象は、ホール・キッチンを合わせた全スタッフなので、KNOCKのお料理やテーマに沿った、KNOCKらしい内容で勉強会ができています。
ワインを提案することが楽しいと思ってもらえることも嬉しいですし、僕にとっても良かったことは、人に教えることで、僕が学び直すことができました。

また、今年はソムリエの資格を持つ仲間を増やしたいと思い、週に1度、朝の時間にソムリエ試験受験者を対象に勉強会を開いています。
彼らは、一歩一歩、順調に合格に近づいていると信じています。

ジュンさんを目指してくる、いわゆる常連のお客様がたくさんいらっしゃると聞きました。
接客に対する思いなどはありますか?そのお客様には、どうやってKNOCKを楽しんでもらいたいですか?

お客様にあわせて、その日はどんな目的でいらっしゃるのか、できるだけ早いタイミングで読み取り、その目的をKNOCKで果たすことのできるお手伝いができればと思っています。

接待のお客様ならば、商談を成功させるために、余計なタイミングでテーブルに入らないようにしたり、打ち上げや送別会などお祝いのお席なら、とにかくお席が盛り上がるような、お料理の盛り付けやメニュー構成を提案したり、僕なりの演出を入れて楽しんでもらっています。

【お客様がKNOCKに何をしに来るのか】が、自分にとって大事なキーワードです。

自分宛に来てくださるのは、お客様にとって「彼にテーブルに入って貰えば盛り上がる」「彼にサービスとテーブルコーディネートを任せれば、商談を成功させられる」というご期待の上なので、期待を決して裏切らないようにします。

自分が担当したお客様には、必ず翌日にお手紙を書いて、ご感想をいただき、次のサービスの参考にさせていただいています。
お客様のシチュエーションに合わせて、お客様の目線になることを心掛けています。

KNOCKで働く環境や、働きがいについて、色々教えてください。

お客様をお迎えしてからお見送りをするまでのルーティーンは、日々続いていきます。
自分たちが、そのルーティーンに飽きてしまったら終わりだと思います。

KNOCKは、自分たちが飽きないための工夫やブラッシュアップを常にしています。
例えば、料理・ワイン共にメニューが定期的に変わること、オペレーションを見直すことがあります。
メニューの数は数え切れませんし、オペレーションにも慣れすぎず、日々ブラッシュアップできることで、僕たちも飽きることなく働けると思います。

そして、より多くの経験や刺激を得るための自分たちからの提案を、ヨコちゃん(社長)は受け入れてくれます。先日行った、イタリアへのワイナリー巡りもその一つです。
他の会社だと、なかなかここまで自由にはできません。その分責任は伴いますが、より結果を出したいとも思えます。

また、年齢や経験も様々な仲間がどんどん増えるので、いろいろな人と交流ができることが、とても良いです。
お店で一緒に走る中で、日々、仲間が腕を上げていくのを見るのもすごく楽しいです。

ご結婚もされていて、お子様もいらっしゃるそうですね。飲食店で働くとなると、なかなか家族との時間などを取ることが難しいですが、KNOCKではどうですか?

KNOCKでは月に9日休みがあるので、家族と過ごすことはもちろん、自分の勉強や自由な時間を作ることが出来ます。
僕の中では、プライベートと仕事のメリハリがはっきりついて、とても良いです。

また、休憩時間の見直しにより、家族との時間がとても増えました。
ランチタイムを終えてからディナータイムが始まるまでに、6歳の息子が小学校から帰る時間に合わせてお迎えに行ったり、宿題を見てあげるということをしています。

一般的な飲食店では、夢のようなことかもしれませんが、KNOCKでは実現しています。年に10日間与えられる有給休暇も、5日は自分の勉強期間、5日は家族旅行をしています。
男女問わず、結婚・出産・育児などで働きづらいと考える方でも、働きやすい環境だと思います。

僕だけでなくヨコちゃんやカズくん(総料理長)をはじめ、結婚していたり、子どものいるスタッフがたくさんいるので、家族がいる中で働く気持ちの共有ができています。
KNOCKで働くみんなの中でも、これから家族が増える方もいるかもしれません。僕は、お父さんとしては少しだけ先輩ですが、アドバイスやお手伝いをしていきたいと思います。

これからKNOCKでどんなことをしていきたいですか?

ホールスタッフ全員が、ソムリエ資格保持者であって欲しいです。
ホールスタッフだけでなく、ワインに興味のあるキッチンスタッフもぜひ!
『ワインって素晴らしい!』ということを、発信できる集団にしたいです。

将来の夢はありますか?

6歳の息子がシェフを希望しているので、お客様に彼の料理をサーブしながら、ワインを楽しんでもらえるお店を作りたいです!

これから働きたいと思う方にお店を好きでいてくれる皆様に一言お願いします。